お客様から最近このようなご質問をいただく事がよくあります。
「他社が使っている情報共有システムって何?」
「情報共有システムという名前をよく聞くけど実際はどういったものなの?」
「国交省は使ってるけど、今回は市の工事だからね」
目次
情報共有システムとは
情報共有システムとは、「公共事業に情報通信技術を活用し、受発注者間など異なる組織間で情報を交換・共有することによって業務効率化を実現するシステム」です。
と言われても「結局なんなの?」となりますよね・・・。
そこで今回は、弊社が取り扱いさせていただいている情報共有システムの一つ「現場クラウドOne」の機能とメリットを皆様にお伝えしたいと思います!
<導入すればメリットがたくさん!>
スケジュール管理機能
「〇〇さん今日来ていないけど休暇だったかな?」や「□□さん今日はどこの現場に行っているだろう」など、一人一人のスケジュールを覚えておくのはとても大変ですよね・・・。
そんな時に、現場クラウドOneの【スケジュール管理機能】を使用すれば全員分のスケジュールを把握しておく必要がなくなります。
スケジュールを事前に入力しておけば、見たい時にスマホやパソコンで確認することができます!
確認のため一人一人に、電話をかける手間も時間も省け、時間の調整がスムーズに行えます!
ペーパーレスで経費削減も見込める
まだまだ紙の報告書などを使用している企業様も多いですよね。
1枚1枚は微々たる金額かもしれませんが、やはり積もり積もっていくと結構な経費になります。
現場クラウドOneでは紙媒体で行っていた連絡も、全てインターネット上で行うことができるので紙を使う事が減り、経費削減に繋がります!
発注者への移動の時間を大幅削減
発注者への移動時間を削減できればなと感じたことがありませんか?
現場クラウドOneを使えば書類の印鑑を貰う為だけに、発注者様の所へ行かずに済みます。
なぜそんな事が可能かと言うと、それは押印を電子印に変え、ネット上で印鑑を貰う事ができるからです。
現場クラウドOneは書類の回覧や決済を行うシステムなので、書類の受け渡しや決済の為だけの移動は全て不要になります。
加えて、個別ファイルに大きな容量のデータを送れる機能があります。
今までメールで送れずUSBメモリやCDROMに入れたりして発注者へ届けていたデータを、インターネット上で共有することが可能になります。
削減された時間を他の業務に充てることができるので効率化を図ることができ、とある現場では約53時間の時間削減に成功したそうです!
パソコンだけでなく、スマホやタブレットでも閲覧可能!
スケジュール機能もデータの受け渡しも「パソコンだけでしか見られない」「操作ができない」となると使用できる場所や時間が決まってしまい、外出時に気軽に見れず、不便に感じてしまいます。
現場クラウドOneでは外出時もスマホやタブレットで見れるので、今日の日程を朝出社前に確認したり、明日のスケジュールの確認や記入を隙間時間に行うことが可能です。
専用のソフトをダウンロードしていただかなくても使用可能ですので、余計なソフトを入れたくない方や、容量がいっぱいでソフトが入らない方でも安心してお使いいただけます。
掲示板機能でもっと効率アップ!
「一斉連絡したいけど関係者だけにしか連絡しないようにしたい!」
そんな時には連絡を取りたい人だけに現場の掲示板に参加してもらえば、その掲示板に参加している人のみに連絡する事が可能です。
掲示板に画像や動画を共有すれば掲示板に参加している人が閲覧できるので個別に連絡する手間も省けます。
大きなサイズは個別ファイルに、全体に見てもらいたい写真や容量が軽い動画は掲示板と用途によって使い分けができます!
いつでもどこでも工事帳票処理が可能!
事務所に不在の場合でもスマホやタブレットから現場クラウドOneを利用する環境が整えば、受発注者は出張先や別の工事現場などから、工事帳票の処理がいつでもどこでも可能になります。
また、発注者が工事目的物を現場で確認しながらや、受発注者間での打合せの場で工事帳票を処理することが可能となります。
ただし、外部でスマホ等を使用して工事帳票の閲覧や処理を行う場合は、第三者にその情報を見られないように注意し、併せてネットワークセキュリティ対策が必要です。
発議書類作成機能で楽々書類作成
現場クラウドOneには【発議書類の作成機能】がついております。
受注者または発注者が、現場クラウドで工事帳票の処理を行う場合、工事帳票 (鑑)を【発議書類作成機能】(帳票(鑑)作成機能)により作成します。現場クラウドで作成可能な工事帳票(鑑)は、「工事打合せ簿」「材料確認書」「段階確認書」「工事履行報告書」「確認・立会依頼書」の5種類です。
また、前述の帳票(鑑)外の作成は、【発議書類作成機能】(帳票(添付)作成機能)が利用できます。鑑以外の帳票は、情報共有システム以外で作成し、添付資料として取り扱っても大丈夫です!
様々な書類を管理可能
現場クラウドOneには、様々な書類や資料、計画書等をまとめる機能【書類管理機能】が備わっています。
工事帳票や検査書類、施工計画書など、今まで紙で行ってきた書類や資料を全てまとめる事ができます!
それら書類を【登録・削除機能】はもちろん、【検索・並べ替え機能】で自分が欲しい情報や見やすい順番に入れ替えることも可能です。
通常、受注者は検査を受検するため事前に発注者の決裁が完了した紙の工事帳票を何十冊ものファイルに再整理しますが、書類管理機能を使用し、検査時に必要なフォルダ構成で工事帳票を随時保存しておけば、検査前の工事帳票の整理に要する時間が大幅に削減できます。
現場の見える化ができる
「今日現場が動いているけど、実際にその現場に行けない!現場がどう動いているのか把握したい!」
現場クラウドOneを使用すれば現場に行かずに、掲示板機能で施工写真の掲載をすれば、現場の進捗状況が把握できます。
さらに見える化により、現場担当者の意識向上にも繋がります。
受発注者間の協議のやり取りなどが現場クラウドOne上で時系列に見え、どういったやり取りを行っているかが分かりやすく、新人が学びやすい場にもなっています。
コミュニケーションの向上も!
発注者の所へ行っても不在だったり、電話連絡に出なかったりとコミュニケーションの取り辛さで打ち合わせの日程が決めづらかったり・・・。
現場クラウドOneでは、スケジュール管理機能のお陰で発注者とのやり取りがスムーズに行え、コミュニケーションの向上に繋がります!
受発注者双方がスケジュールを記入すれば「この時間は社内にいるから、この時間に書類持って行こう」や「今日は〇〇に行っているから、会社にはいないのか」など双方のスケジュールに沿ったコミュニケーションが取れるため、日程の調整や事前の情報共有のお陰で円滑な打ち合わせが行えます。
<お客様に満足いただけている理由と実績があります!>
使用していただいているお客様の評価
ご愛用していただいているお客様からの高い評価もあり、現場クラウドはお客様満足度5年連続90%以上!
福岡県の皆様のみならず、全国各地で嬉しいお声をいただいております。
「施工会社同士の情報共有が円滑になった」
「今まで現場クラウドOneを利用したことが無かったので、業務効率化されるか不安だったが、基本操作をサポートセンターに問い合わせをしたら丁寧な説明をしていただきすぐに解決できました」
「今までは書類のやり取りを行うために、発注事務所まで届けに行っていたが、そのやり取りがインターネット上でできるようになったので、削減できた時間を現場管理に費やすことができた」
ご愛用者の拡大(50,000以上の導入実績)
ご愛用していただいているお客様から好評いただいているおかげで、さらにご愛用者様が増えております!
今現在では50,000以上の導入実績を誇り、年間のユーザー数は110,000人以上、導入企業の累計は4,000社以上、導入エリアは47都道府県と幅広いお客様からご支持をいただいております!
お客様サポートセンターの充実
実際に使用してみると「操作が分からず結局使用しなかった」や、「使用してみたけど、現場によって利用用途が違うから分かりづらい」などお悩みが出てくることもあると思います。
操作面でお困り事がございましたら、リモートサポートで一緒に画面を見ながらご不明な箇所の操作説明を行わせていただきます。
初めて利用する方向けのガイドや利用用途に応じたマニュアル、よくあるご質問も取り揃えております。
<情報共有システムは必須?推奨?>
福岡市Aランクは情報共有システムが必須です!
福岡市の土木工事Aランク(一般土木、菅、ほ装、造園等)では、情報共有システムが必須化になっております。
使用する情報共有システムの条件は、国土交通省が定める「工事施工中における受発注者間の情報共有システム機能要件(Rev.4.0以上)」を満たすものとされております。
福岡市ホームページ福岡市が発注する工事で利用可能な情報共有システム(ASP)に現場クラウドOneは掲載されています。
<工事成績評定の加点について>
福岡市Bランクではコロナ対策の一環として導入、創意工夫とみなされれば加点があります
福岡市の土木工事Aランクは情報共有システムが必須とお話しましたが、土木工事Bランクは推奨になっています。
推奨になっているので、福岡市の土木工事Bランクでは情報共有システムを、コロナ対策の一環として使用すれば、創意工夫と見なされれば工事成績評定に1.0点の加点になります。
コロナ禍ということもあり、現場から発注者へ、発注者の所から現場へと移動する中で他者との接触はできるだけ避けるように工夫をしなければなりません。
情報共有システムを導入すると効率良く業務が進められるとともに、同時にコロナ対策で工事成績評定に加点もあるなど、良い事ずくめです!
コロナ対策にも最適な遠隔臨場!
福岡市の遠隔臨場導入が工事成績評定の加点対象に
この度令和2年12月1日に新型コロナウイルス対策として、福岡市での遠隔臨場の試行開始が決まりました。
福岡市Aランクには情報共有システムが必須化のため、導入での工事成績評定の加点がないとご説明させていただきましたが、遠隔臨場をコロナ対策として使用し創意工夫【その他】に認められれば、Aランクにも1.0点加点が入り、達成できなかった場合であっても減点評価はありません。
実施の確認としてですが、受注者が遠隔臨場の状況写真を撮影し、監督職員に提出します。
Bランクにも遠隔臨場の工事成績評定に1.0点の加点があるので情報共有システム、遠隔臨場を使用すれば最大で合計2.0点の加点になります。
遠隔臨場は「段階確認」「材料検収」「立会」を必要とする土木工事におすすめです
「段階確認」「材料検収」「立会」この3つの業務は行う際に現場へ行き、実際に目視で確認しながら行わなければならない業務です。
目視で確認するということは現場へ行き、集まってしまうので密になる可能性があるということになります。
遠隔臨場は、受注者が発注者に撮影した映像と音声を監視員へ同時配信により会話しながら確認し、試行内容に応じてスマートフォンの画面を画像にて保存が可能です。
立会や材料検収の為に人が集まらず、密を避ける行動になるということで、コロナ対策の先駆けとして注目を集めています。
受発注者の留意事項
効率が良くなる遠隔臨場ではありますが、留意していただく事も数点ございます。
詳しくは福岡市が公表しているPDFをご覧ください。
https://www.city.fukuoka.lg.jp/data/open/cnt/3/2305/1/enkakurinjyou_shikouyouryou.pdf?20201216161927
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