最近ではノートPCを無線LANで使用する機会も増え、社内だけでなく社外でPCを使用しているという企業も多いですよね。そんななか情報セキュリティの被害が増大していることもあり、みなさまの会社でも社内ネットワークにアクセスするためのパスワード設定・管理などは実施されていることと思います。

しかし、PCのOS更新やウイルス対策ソフトの更新、各PCの利用管理についてはどうでしょうか？つい、日常業務に終われ、OSやウイルスソフトの更新、PCの管理は、時間もかかるし面倒だからと、後回しにしてしまっていませんか？

設定変更を管理画面から一括操作できたり、自動で最新版のウイルスソフトにバージョンアップすることができれば管理業務がかなり簡素化されますね。

大手企業の場合は、社内のネットワーク管理の部署があったり専任スタッフいても、中小企業では、ネットワーク管理者不在や、別の業務と兼任している場合が多いようです。兼任でネットワーク管理をされている方は、自身の担当業務の合間を縫っていろんなトラブル解決をはかっていくのは、とても大変ですよね。

もちろん専任者以上に詳しい方もいらっしゃるとは思いますが、他のスタッフより（少し？）詳しいという理由で任された方にとって経験したことのないトラブルで悩むこともあるのではないでしょうか。こんな時は誰しも相談相手が欲しいものです。

UTMを導入すれば、導入機器によっては無料でPCを遠隔操作してサポートしてくれるサービスがついているものがあるんですよ！専任者やアドバイザーをおくのが経費の観点で難しい場合はサポートサービスを含めて検討することをお勧めします。

業務スピードや利便性と、セキュリティレベルのバランスがとれていないと、頭を悩ませている企業も少なくないのではないでしょうか。近年の多種多様なお客様のニーズに応えていくためには、業務のスピードアップは欠かせません。

しかしながらすべての社員が、安全性の低いサイトでも社内の重要情報が保存されている共有ファイルへも自由にアクセスでき、勝手に閲覧やダウンロードができる状態であった場合、どんなことが起こるでしょうか。

（あまり考えたくはありませんが）もしかすると、入社したばかりの社員が重要な情報をもったまま退職し、競合他社に売却される可能性があるかもしれません。

こんなことが起きないようにUTMを活用してセキュリティレベルは役職や役割に応じて設定し、経験が浅い社員がどんな業務でPCを使用しているかを確認することで教育やコミュニケーションにも活用できるといいですね。