「某高等学校の大規模な改修工事の現場でコピー機が10台以上あるので、工事中の仮校舎の方へ移転する作業をして欲しい!」
コピー機や複合機に関する仕事をしていますとこんな仕事の依頼もいただきます!が、コピー機・複合機と言っても千差万別!
メーカーも機種も、そしてサイズも色々な種類がありますので、まずは下見に伺います!
現地に行ってみると、やはり様々なメーカーと機種の複合機がありました。
サイズや使い方を確認しながら当社で作業できる内容なのか、対象となる機器を慎重に精査します。
う~ん・・・
左側に何か排紙に関係する機器がついているが何とか動かせそうです・・・
ヘビー級の高速機!
もしも違う階への移動が必要ならエレベーターの有無も大事な確認事項になります・・・
これもさっきのと同じヘビー級!!!
学校施設はやはり大型のコピーが必要なようです・・・
この機種は当社が普段扱っている複合機と同等サイズ。
見慣れた機種でホッします。
またしてもヘビー級!!!!
さすがに左側の排紙部分の機械が外れないと移動自体も難しいかもしれません・・・
おおっと、これはゴメンなさい。
当社では作業できません!
『輪転機』なるモノで原稿を複写する機械としてコピー機と同じなのですが、通常のコピー機がサラサラのトナーを使って印刷する〝乾式タイプ〟に対して、コチラは水分の含まれたインクを使って印刷する〝湿式タイプ〟のコピー機なので違う階への移動などで傾けたりしてインクが漏れたり、機械内部で滲んだりしたら大変!!!
この機械が5台もあるとの事ですが、プロとして判断して納入業者への作業依頼をお願いしました。
この辺りまで見て回ると、排紙部の機器がだんだん気にならなくなってきます・・・・
もはやこのサイズに対してはホッとする感覚・・・・・ww
一通りのコピー機を確認して、当社で移動作業できる機器の選定基準と対象も説明した上で、移動先の仮設置先も案内していただきました・・・
・全7台の移動!
・校内にエレベーターなし!!
・違う階への移動が2台!!!
できない作業は、予めしっかりと説明した上で作業をさせて頂く部分を明確にして事前下見は終了~~~
<作業当日>
校内の各部屋はすでに電気が止まっていました。
引越し真っ最中で生徒が休みだった祝日だった事もあって、比較的 作業はし易くて・・・・
例の排紙部分の機械は、慎重に分離して別々に移動し・・・・
普段は建設現場の仮設事務所への運搬をしているだけに、ほぼ段差の無い校内の廊下は移動もスムーズで・・・・
移動中に開閉してしまうようなパーツはしっかりとテープで固定して運搬・・・
(作業しながらの撮影なので多少の手ブレが・・・f(^^;;)
それでも慣れてくるにつれ、作業のスピードも上がり、台数も残り2台あたりになると、テンションもあがり・・・・
違う階への移動には、いつもの相棒〝キャタピラ付 昇降機〟に力を借りて・・・・
コピー機などには運搬し易いように必ず車輪が付いていますが、一度 使い始めると本来はあまり移動や運搬に適さない精密機械です。
そして前述のように当社でも移動できる機械と対応できない機器などもあります。
時にはこのような作業も対応させていただくケースがありますので、アイダリンクにお気軽にご相談やお問合せ下さい!