個人情報の保護と管理の重要性は、日々の業務や私たちの生活において高い注目を集めています。
特に、「個人情報保護法」が施行されてからの約20年間で私たちは情報の安全性に対する意識を強く持つようになりました。
しかし、その対策が万全であるかどうかは常に問い直す必要があります。
名前、住所、電話番号などの個人情報は、特定の個人を識別できるものとして重要視されています。このような情報が不正に第三者の手に渡ることは、大きなリスクを伴います。
こうした情報の漏洩によりインターネットバンキングのIDやパスワードの盗用、誹謗中傷、迷惑DMの受信など、様々な被害が表面化しており、個人情報の適切な管理がこれまで以上に重要となっています。
情報漏洩の原因は多岐にわたりますが、特に社内に起因する人為的なミスによるものは、適切な予防措置によって大幅に減少させることが可能です。
例えば、紙の文書を不適切に廃棄することによって生じる情報漏洩は、シュレッダーを利用することで効果的に防ぐことができます。
シュレッダーによる細断処理は、機密情報を含む文書を安全に破棄するための非常に効果的な方法です。
機密文書を回収・廃棄する業者に依頼する事も簡単ではありますが、廃棄するまでに介在する人手や工程が増えるほど情報漏洩のリスクが高まります。
シュレッダーはその場で確実に処理出来るので漏洩の心配もなく、自分で確認しながら処理できる安心な対策方法なのです。
シュレッダーの種類と選び方
細断枚数やスピードなどが優れている高性能なものや、ホッチキスが付いたままでも細断出来るものなど、シュレッダーには多種多様な種類があり、選ぶのも難しいですよね。
シュレッダーを選ぶポイントの一つは「何を優先するか」です。
どのような性能の機種を選ぶかによって、使い勝手のよさが変わるため、各機種の特徴を押さえておくことが大切です。
家庭用シュレッダーと法人用シュレッダーの違い
シュレッダーは、大きく分けてと家庭用と法人用があります。以下でそれぞれの違いを解説します。
容量と耐久性
家庭用シュレッダー
一般的に小規模な使用に適しており、少量の書類を断裁するのに適した設計になっています。そのため、連続使用時間が短く、使用後は一定時間の冷却が必要な場合があります。
法人用シュレッダー
大量の書類を頻繁に破棄する必要があるオフィスや企業向けに設計されており、大容量で耐久性が高いのが特徴です。長時間の連続使用に耐えることができ、冷却時間が短いか必要がないモデルもあります。
細断のレベル
家庭用シュレッダー
個人情報保護の基本レベルを提供し、ストリップカットやクロスカットの細断方式を使用することが多いです。これらは、一般的な文書の破棄には十分なセキュリティを提供しますが、非常に高いセキュリティが必要な情報の処理には適していない場合があります。
法人用シュレッダー
より高度なセキュリティを必要とする企業のニーズに応じて、マイクロカットやスーパーマイクロカットなど、より細かく文書を断裁するオプションを提供します。これにより、機密情報の再構築が極めて困難になります。
機能性と利便性
家庭用シュレッダー
シンプルで使いやすく、限られたスペースに収納しやすいデザインが多いです。基本的な紙以外にCDやクレジットカードを破棄できるモデルもありますが、機能は比較的限定的です。
法人用シュレッダー
大量の紙や厚手の紙、カード、CDなど、さまざまな種類のメディアを破棄できるように設計されています。また、ジャム防止技術やエネルギー効率の高い運用モード、自動給紙機能など、高度な機能を備えていることが多いです。
価格
家庭用シュレッダー
比較的安価で購入でき、家庭での定期的な文書破棄には十分な機能を持っています。
法人用シュレッダー
高容量、高耐久性、高セキュリティなどの特性を持つため、価格が高くなりますが、その分、企業が直面する機密情報保護の課題に対処するための適切な投資となります。
細断方式の違い
個人情報保護の観点からいえば、細断サイズなどセキュリティ重視のシュレッダーは特に人気があります。裁断の処理形状は、機種によって異なり、大きく分けて以下の3つの細断方式があります。
ストレートカットシュレッダー
手回し製品に多く、縦に細断するのみですが安価で購入できます。
秘密保持能力はさほど高くないですが、投入の向き次第(横書き書類を横書き状態で投入) で1行の文字が寸断されるため、ある程度復元困難になります。
家庭で使用する場合はストレートカットタイプのものでも十分役立ちます。
クロスカットシュレッダー
現在の主流となっているシュレッダーのタイプで、ストレートカットに一定間隔ごとに横にも切る機能を付けたものです。
ワンカットクロスと言われたり、ダイヤモンド型にカットするタイプもありますが、個人情報や図面などの機密文書を処理する場合は最低でも4mm以下で細断できる製品が必須な為、細断サイズが2mm前後のマイクロクロスカットがお勧めです。
スパイラルカットシュレッダー
2ミリ四方に切る高性能な裁断方式です。縦切りをする刃と横切りにする刃を上下別々に備え、紙を細断します。
スパイラルカットは一度に50枚上の紙を細断したり、DVDなどのメディア類の細断も一緒にできる大型で大容量な業務用シュレッダーに採用されるケースが多く、秘密保持能力がとても高いのが特徴です。
シュレッダーレンタルのメリット
シュレッダーレンタルは、特に機密情報の取り扱いが多い企業やイベントの主催者にとっておすすめです。デスクサイドにおくA4サイズのシュレッダーなら約2万円~、大容量のA3タイプの大型シュレッダーなら十数万円~と、機能やサイズによって幅広くあります。
用途によりどのような機能が必要で使用期間はどのくらいか、今後継続して使用する必要があるのかなどを考慮してコスト削減につなげましょう。
コスト面でのメリット
初期費用がかからない
シュレッダーを買うときは、高い費用がかかりますが、レンタルならその心配がありません。必要な期間だけ借りればいいので、お金を節約できます。
予期せぬ出費がない
購入した場合、故障やメンテナンスにお金がかかります。レンタルなら、その費用はレンタル会社が負担するので、追加の支払いが発生しません。
短期間のニーズにピッタリ
使いたいときにだけ使える
特定のプロジェクトやイベントで一時的にシュレッダーが必要な場合、レンタルはとても便利です。使用後は返却するだけなので、保管の心配もありません。
最新の機械を使える
短期間なら、高性能で最新のシュレッダーを選ぶことができます。これにより、最高のセキュリティと効率を得ることができます。
メンテナンスが不要
メンテナンス不要
レンタルの場合、機械の保守や修理はレンタル会社が行います。ですから、機械が壊れる心配をすることなく、いつでも最高の状態で使用できます。
AIDA LINKのシュレッダーレンタルサービス
AIDA LINKの商品は最短一日からでもレンタル可能、使用したい期間だけレンタルできるため、必要な期間のみコストをかけることができます。また不要になった時点で解約できるので、保管場所にも困りません。
AIDA LINKのシュレッダーレンタルサービスの特長
- 即日納品と手間なし設置
在庫があれば即日納品可能で、面倒な審査も不要です。100kg近い重量のシュレッダーも搬入から設置まで弊社スタッフが担当しますので、お客様の手を煩わせることもありません。
- 万全のサポート体制
不具合や故障の際にも代替品をすぐにご用意致します。
※故意の過失による故障の際はお客様へ費用を請求する場合があります。
レンタルサービスの事例
AIDA LINKのシュレッダーレンタルサービスはこんなところで活躍しています。
・建設現場事務所や工場
・市役所や県庁、防衛局
・発電所
・選挙事務所
レンタル製品紹介
KPS-MX250(A4シュレッダー)
本体寸法 |
W420mm×D345mm×H588mm |
細断対象 |
紙 ※CD・クレジットカードも可 |
細断方式 |
クロスカット |
細断寸法 |
4mm×33mm |
投入幅 |
220mm |
最大細断枚数 |
A4コピー用紙 約15枚 |
細断速度 |
約2.5m/分 |
連続使用時間 |
約15分 |
ゴミ箱容量 |
25L |
消費電力 |
410w |
質量 |
約23kg |
オフィスの机周りで使用しても気にならない静音設計。緊急ストップボタン付き。デザイン性が高く、細断くずの散らかりを軽減するトップトレーデザイン。
400-PSD056(A3シュレッダー)
本体寸法 |
W470mm×D396mm×H706mm |
細断対象 |
紙 ※CD・クレジットカードも可 |
細断方式 |
マイクロカット |
細断寸法 |
2mm×8mm |
投入幅 |
310mm |
最大細断枚数 |
A4コピー用紙 約17枚 |
細断速度 |
約2~9.5m/分 |
連続使用時間 |
約90分 |
ゴミ箱容量 |
50L |
消費電力 |
950w |
質量 |
約49kg |
極めて判読しづらい微細なマイクロカットなので、セキュリティ面でも万全です。
裁断くずもかさばらず、ゴミ捨て頻度が軽減できます。またキャスター付きなので女性でもラクに移動が可能!
ID431CP(A3シュレッダー)
本体寸法 |
W500mm×D500mm×H850mm |
細断対象 |
紙 ※CD・クレジットカードも可 |
細断方式 |
スパイラルカット |
細断寸法 |
6mm×14mm |
投入幅 |
310mm |
最大細断枚数 |
A4コピー用紙 約45枚 |
細断速度 |
約2~9.5m/分 |
連続使用時間 |
連続 |
ゴミ箱容量 |
75.7L |
消費電力 |
720w |
質量 |
約87kg |
裁断くずを自動的にならしてくれるサークルプレス機能付!煩わしい紙ならしも不要となり、ゴミ箱の収納スペースを最大限に活用します。使用から5分経過で自動的に待機電力ゼロになるエコ機能付も付いています。
まとめ
シュレッダーをレンタルすることはこれから忙しくなる年度末の業務や、コロナ以降テレワークが増え、自宅に重要な書類を持ち帰ることも多い今、個人情報の保護を強化する上で最適な方法です。
シュレッダーで処理するメリットは即時に、安全・確実にインハウスで処理が完結できること。
廃棄されていることが目の前で確認できる安心感や自分の手で処分をすることにより、情報の取り扱いや管理の意識も向上します。
AIDA LINKのレンタルサービスを利用して、安全で効率的な情報保護を!
AIDA LINKレンタルサービスへのよくあるご質問
Q:個人でもレンタルできますか?
A:申し訳ございません。法人のお客様向けのレンタルとなります。
Q:レンタル期間は何日から可能ですか?
A:最短一日から可能です。契約の途中解約でも違約金等は発生致しません。
Q:地方でもレンタル出来ますか?
A:九州圏内が対象エリアとなっております。
Q:郵送可能ですか?
A:A4サイズのシュレッダーであれば可能です。郵送料はお客様負担となりますのでご了承下さい。
Q:シュレッダーを壊してしまったらどうなりますか?
A:お客様に過失のない故障であれば修理費等、発生致しません。また代替品もすぐにご用意致します。